こんにちはロクメガです。
以前ロックマンDASHを実況プレイして一つ気づいた事・・・というより、当時から思っていたことがあります。
ロックマンDASHをプレイされた方ならご存知の通り、ロックマンDASHはフルボイスとまではいかずとも、結構な量のボイスが収録されています。
それ以前までのロックマンがスーパーファミコンで展開されていたことを考えたら、たくさん喋るロックやロールちゃんといったキャラクターたちはとても新鮮に映ったかもしれません。
このゲームの主要キャラクターの中でおそらく最もセリフの量が少ないのは、仲間キャラであるデータという猿だと思われます。
この猿役の大谷育江さんが実は一番多くセリフをもらっているのではないかという疑惑について今回は考えてみたいと思います。
というのも大谷さんは美術館館長や足が不自由なアイラというキャラクターを演じていたりするわけですね。
前者は最初に出会った直後でいきなりボイスありでイベントが始まり、セリフを使い回す時以外は基本的に全てフルボイスとなっています。
また美術館に出入りすることが出来るようになると、遺跡探索で見つけたアイテムを飾れるようになるわけですが、そのたびに多くのセリフをボイス付きで話してくれる。
美術品の数は8個あるわけだから、そのたびにそれなりの量のセリフも用意されているので、大谷さんの台詞の量は結構なものになったのではないかと思います。
病院にいるアイラは美術館館長と比較すればずいぶんとセリフ量が少ないように思えますが、それでも最初の会話の時点でそれなりのセリフ量があります。
下手すれば主人公であるヴォルナットやロールちゃん以上に印象に残ったプレイヤーは普通にいそうです。
美術館館長もアイラも、基本的にはモブキャラなのに、どうしてこんな特別待遇を受けたのか?
考えられる理由としては、もったいなかったから・・・ということが考えられます。
この作品よりはるか未来にとある対戦格闘ゲームがでるのですが、この格闘ゲームに登場する無口どころかほぼしゃべらないキャラクターは水橋かおりさんとなっています。
どの媒体で見たかは忘れましたが、当時シナリオライターは、せっかく水橋さんを起用したのにもったいない。
という理由で、同じキャラクターの裏キャラみたいな存在を作り出し、大いに台詞を与えたと聞ききます。
ロックマンDASH開発スタッフも同じことを思ったのではないかと思うわけです。
せっかく大谷さんを起用したのに、データのわずかしか無い台詞だけで終わらせるのがもったいなかったから、美術館館長とアイラちゃんに台詞を割り当てた・・・という感じになるのではないかと思います。
そうでもなければ、名無しのモブでしか無い美術館館長や、サブイベントの登場人物でしか無い病院の少女に、わざわざ名前とボイスを与えたりはしないのではないかと思います。
スタッフの暴走という感じがしなくもないですが、結果としてロックマンDASHは、
- 大谷さんのお姉さんボイス、
- ロリボイス、
- 男の子ボイス。
の3種類のボイスが楽しめるゲームになったと言えるかもしれません。
というわけで今回はこの辺で!
良いロックマンライフをー!